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ピコレーザー治療の施術間隔と回数の目安。施術期間中に行う処置とは

ピコレーザーは、美容医療におけるレーザー治療の一種です。従来のレーザー治療よりも肌へのダメージを抑えながら、シミやたるみ、小じわなどのさまざまな肌悩みにアプローチできます。

ただし、ピコレーザーの施術方法や治療対象によっては、複数回にわたって照射を行う場合があります。美容クリニックの担当者のなかには、「ピコレーザーの施術間隔と回数の目安を知りたい」「施術期間中にどのような処置を行えばよいのか」など気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ピコレーザーの施術間隔や回数の目安、ピコレーザーの施術期間中に行う処置について解説します。


目次[非表示]

  1. 1.ピコレーザーの施術間隔と回数の目安
    1. 1.1.ピコスポット
    2. 1.2.ピコトーニング
    3. 1.3.ピコフラクショナル
  2. 2.ピコレーザーで複数の施術を行う場合の間隔
    1. 2.1.ピコスポットとピコトーニング
    2. 2.2.ピコトーニングとピコフラクショナル
  3. 3.ピコレーザーの施術期間中に行う処置
  4. 4.まとめ


ピコレーザーの施術間隔と回数の目安

ピコレーザーの施術方法は大きく分けて3つの種類があり、目安となる施術間隔や回数が異なります。


ピコスポット

ピコスポットは、治療したい部分にピンポイントでレーザーを照射してアプローチする施術方法です。濃いシミやタトゥー除去などの治療で行われます。


▼ピコスポットの施術間隔と回数の目安

施術間隔
効果を実感するまでの回数
3ヶ月に一度
1~3回


ピコスポットの施術では、照射後にかさぶたができたあと1ヶ月~1ヶ月半ほどかけて肌になじませることによって肌悩みの改善を目指します。そのため、短期間で繰り返し治療を受けることは難しいといわれています。

※個人差があります。詳しくは美容クリニックやメーカーなどにお問い合わせください。


ピコトーニング

ピコトーニングは、出力の弱いレーザーを広範囲で照射することで、メラニン色素を少しずつ分解する施術方法です。肝斑や薄いシミなどを治療する際に行われます。


▼ピコトーニングの施術間隔と回数の目安

施術間隔
効果を実感するまでの回数
2~4週間に一度
5~10回


ピコトーニングでは、継続的な治療によって少しずつ肌悩みを改善することを目指します。また、肌全体への美白効果が期待できることから、肝斑やシミの治療が終わったあとも患者の希望に応じて定期的に施術を行うケースがあります。

※個人差があります。詳しくは美容クリニックやメーカーなどにお問い合わせください。


ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは、ピコレーザーを点状に照射する施術方法です。肌の真皮層へアプローチして、シワやたるみ、ニキビ跡などの治療を行います。


▼ピコフラクショナルの施術間隔と回数の目安

施術間隔
効果を実感するまでの回数
2~4週間に一度
6~10回


ピコフラクショナルでは肌の表面ではなく真皮にアプローチすることから、かさぶたができにくく短期間での施術が可能といわれています。

※個人差があります。詳しくは美容クリニックやメーカーなどにお問い合わせください。


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ピコレーザーで複数の施術を行う場合の間隔

ピコレーザーで施術を行う場合、治療の目的によっては複数の施術方法を組み合わせるケースがあります。異なる施術方法を組み合わせる場合には、肌の状態や経過を見て施術間隔を調整することが重要です。


ピコスポットとピコトーニング

濃いシミと薄いシミの両方にアプローチしたい場合には、ピコスポットとピコトーニングを組み合わせる方法があります。

ピコスポットとピコトーニングは、同日での施術が可能とされていますが、それぞれ目安となる施術間隔が異なるため、毎回同時に行う必要はありません。

また、ピコスポットは1回でも効果を感じられる場合があるため、一度ピコスポットを行い、経過を見たあとでピコトーニングを検討する方法もあります。

※個人差があります。詳しくは美容クリニックやメーカーなどにお問い合わせください。


ピコトーニングとピコフラクショナル

シワやニキビ跡など、肌の凹凸を改善したい場合には、ピコトーニングとピコフラクショナルを組み合わせる施術が考えられます。

ただし、ピコトーニングとピコフラクショナルを同時に施術すると肌に負担がかかることから、考えて避けたほうがよいケースもあります。

組み合わせる場合には、治療対象や肌の状態を見て施術を始める順番・回数・間隔を医師が判断することが必要です。一般的には、1ヶ月以上の間隔を空けるとよいといわれています。



ピコレーザーの施術期間中に行う処置

ピコレーザーの施術期間中には、患者に対して以下の処置を行います。


▼ピコレーザーの施術期間中に行う処置

  • 紫外線対策の指導を行う
  • 内服薬や外用薬を処方する
  • スキンケアを促す


ピコレーザーの照射後は肌が敏感な状態となっており、刺激を受けると炎症が起きる可能性があります。肌トラブルを防ぐためには、次の施術を行うまでの期間に紫外線対策やスキンケアを行うことが大切です。

また、肌の炎症を抑えたり、色素沈着の元になるメラニンの生成を抑えたりするために、内服薬や外用薬を処方する方法もあります。患部の状態に応じて処方するとともに、日常のスキンケアについても指導を行うことが重要です。

なお、ピコレーザーの施術前後で行うケアについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

  ピコレーザーの施術前後に行うケアとは? 押さえておきたい注意点 ピコレーザーによる肌悩みの治療は、従来のナノレーザーに比べて肌への負担が少ないとされています。しかし、人によって赤みやピリピリといった痛みが現れることがあります。シミやたるみ、ニキビ跡などの治療を検討している人のなかには、ピコレーザーの施術に対して不安を持つ人もいると考えられます。この記事では、ピコレーザーの施術前後に行うケアや注意点について解説します。 サイノシュアー株式会社



まとめ

この記事では、ピコレーザーの施術について以下の内容を解説しました。


  • ピコレーザーの施術間隔と回数の目安
  • 複数の施術を行う場合の間隔
  • ピコレーザーの施術期間中に行う処置


ピコレーザーによる治療では、ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナルの3つの施術方法によって目安となる施術間隔と回数が異なります。

治療対象や肌の状態、照射後の経過を見ながら、患者一人ひとりに合わせた施術間隔と回数を設定する必要があります。複数の施術方法を組み合わせる場合には、肌への負担を考慮して治療の順番や施術間隔を決めることも重要です。

また、次の施術までの期間については、患者自身で紫外線対策とスキンケアを行うように伝えるとともに、内服薬・外用薬を処方して肌の炎症や色素沈着を防ぐための処置を行うことがポイントです。

サイノシュアーの『PICOSURE®』は、色素沈着へのアプローチに適した755nmの波長による照射を行える業界唯一のピコ秒アレキサンドライトレーザーです。短い照射秒数で瞬間的に光熱レーザーを照射することで、皮膚へのダメージを抑えながらシミやタトゥーの除去を行えます。

詳しくは、こちらの資料をご確認ください。

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