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食べ物が原因でシミになる? 予防に役立つ栄養素とは

美容クリニックでは、シミの肌悩みについて相談されるケースがあります。

美容医療におけるシミの治療には、内服薬・外用薬の処方やレーザーによる施術などの選択肢がありますが、患者自身によるセルフケアについてもアドバイスを行うことが求められます。

なかでも気をつけておきたい生活習慣の一つが“食べ物”です。シミができやすい食べ物や予防につながる栄養素について説明をしておくと、患者のセルフケアに役立ちます。

この記事では、シミの原因となりやすい食べ物やシミの予防に役立つ栄養素、シミができてしまった場合の施術方法について解説します。

シミ治療に有効なレーザー治療機器についてはこちらの資料で詳しく解説しています。

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目次[非表示]

  1. 1.シミの原因となる可能性がある食べ物
    1. 1.1.糖質を多く含む食べ物
    2. 1.2.油分を多く含む食べ物
  2. 2.シミ予防に役立つ栄養素
    1. 2.1.ビタミンA
    2. 2.2.ビタミンC
    3. 2.3.ビタミンE
    4. 2.4.亜鉛
    5. 2.5.L-システイン
  3. 3.シミに直接アプローチするなら“ピコレーザー”で施術可能
  4. 4.まとめ


シミの原因となる可能性がある食べ物

毎日の食生活は、美しい肌を目指すための重要な要素となります。栄養バランスの偏った食事は、シミをはじめとする肌トラブルを招く原因となることがあります。

シミができやすい食べ物には、主に糖質や油分を多く含むものが挙げられます。


糖質を多く含む食べ物

糖質を過剰に摂取した際は、体内のたんぱく質と結びつき“AGEs(蛋白糖化最終生成物)”という老化物質が生成されて糖化反応が起こります。

肌細胞の糖化が進むと、肌のターンオーバーによってメラニン色素をうまく排出できなくなり、シミができやすくなります。また、肌の弾力が低下してたるみやくすみなどの原因になる可能性もあります。


▼糖質を多く含む食べ物の例

  • 甘いお菓子
  • ファストフード
  • インスタント食品
  • 菓子パン
  • 炭酸飲料・清涼飲料水 など


油分を多く含む食べ物

油分の多い食べ物は、活性酸素の過剰な生成につながる原因となります。活性酸素が過剰に生成されると細胞へのダメージにつながり、シミができやすくなります。

また、油分の多い食品を日常的に食べていると脂質の摂りすぎになり、皮質の過剰な分泌によってニキビや肌荒れの原因にもなります。


▼油分を多く含む食べ物

  • 揚げ物
  • スナック菓子
  • ファストフード など


出典:e-ヘルスネット『活性酸素と酸化ストレス



シミ予防に役立つ栄養素

シミを予防するには、酸化の抑制や肌のターンオーバーを助ける働きを持つ栄養素を摂ることが大切です。


ビタミンA

ビタミンAには、シミの元となるメラニン色素の生成を促進する活性酸素の発生を抑える働きがあります。また、皮膚・粘膜の健康を保ち、ハリのある肌をサポートする役割も期待できます。

ビタミンAは、主に緑黄色野菜に多く含まれています。


▼ビタミンAを豊富に含む食品

  • にんじん
  • モロヘイヤ
  • かぼちゃ
  • ほうれん草
  • 小松菜 など


出典:農林水産省『旬の野菜と果物をたっぷりとりましょう』/e-ヘルスネット『抗酸化ビタミン


ビタミンC

ビタミンCには、コラーゲンの合成をサポートして丈夫な肌をつくったり、抗酸化作用によって活性酸素の過剰な生成を抑えたりする働きがあります。糖化による肌のシミ対策として取り入れたい栄養素といえます。

ビタミンCは、野菜や果物に多く含まれています。


▼ビタミンCを豊富に含む食品

  • ピーマン・パプリカ
  • ブロッコリー
  • ほうれん草
  • グレープフルーツ
  • レモン など


出典:農林水産省『旬の野菜と果物をたっぷりとりましょう』『ビタミンCを多く含む野菜について教えてください。』/e-ヘルスネット『抗酸化ビタミン


ビタミンE

ビタミンEも、抗酸化作用を持つビタミン類の一種です。肌細胞の酸化を防いでシミやくすみなどの予防が期待できます。

また、血行を促進する働きがあることから、肌の再生に必要な栄養素が届きやすくなり、ターンオーバーを助ける効果も期待できます。


▼ビタミンEを豊富に含む食品

  • ナッツ類
  • ほうれん草
  • ブロッコリー
  • 植物油 など


出典:農林水産省『旬の野菜と果物をたっぷりとりましょう』/e-ヘルスネット『抗酸化ビタミン


亜鉛

亜鉛には、シミの元となるメラニン色素の生成を抑制する働きがあります。また、肌のターンオーバーを活発化させて健康な肌を保つのを助ける役割も期待できます。


▼亜鉛を豊富に含む食品

  • 牡蠣
  • カニ
  • ホタテ
  • 赤身の肉
  • 豆類
  • ナッツ類 など


L-システイン

L-システインは、皮膚や髪などに含まれるアミノ酸の一種です。肌のターンオーバーを整えてメラニン色素を排出する働きがあるため、シミの予防や肌質の改善などが期待できます。


▼L-システインを豊富に含む食品

  • マグロ
  • カツオ
  • サケ
  • イワシ
  • ほたるいか
  • 豆腐
  • 納豆
  • チーズ など



シミに直接アプローチするなら“ピコレーザー”で施術可能

一度できてしまったシミを取り除くには、ピコレーザーによる施術が可能です。

ピコレーザーとは、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い時間(パルス幅)でレーザーを照射して、皮膚内部のメラニン色素を粉砕する施術方法です。

従来のレーザーで一般的とされるナノ秒以下の照射と比べてメラニン色素を細かく粉砕できるため、シミの除去に効果が期待できます。


▼ナノ秒とピコ秒によるメラニン色素へのアプローチ


また、照射秒数が短いことにより、ターゲット以外の周辺組織へ熱による影響が広がりにくくなり、肌へのダメージを抑えられます。

シミ治療に用いられるほかのレーザー機器については、こちらの記事で解説しています。併せてご確認ください。

  シミ治療におけるレーザー機器の種類と施術時の注意点 美容医療で使用される複数のレーザー機器は、シミを取り除く仕組みや波長帯、ダウンタイムなどが異なるため、患者に対して分かりやすく説明することが重要です。この記事では、シミ治療に用いられるレーザー機器の種類や施術時の注意点について解説します。 サイノシュアー株式会社



まとめ

この記事では、シミの原因となる食べ物について以下の内容を解説しました。


  • シミの原因となる食べ物
  • シミの予防に役立つ栄養素
  • ピコレーザーによるシミ治療


糖質や油分を多く含む食べ物を摂りすぎると、シミをはじめとする肌トラブルにつながりやすくなります。シミを予防するには、抗酸化作用のあるビタミン類や肌のターンオーバーを整える栄養素を意識して摂ることが大切です。

また、一度できてしまったシミには、メラニン色素に直接アプローチするピコレーザーによる施術が可能です。

サイノシュアーの『PICOSURE®』は、世界初となるアレキサンドライトの波長を搭載したピコレーザー機器です。短い照射秒数で瞬間的に光熱レーザーを照射することで、肌へのダメージを抑えながらメラニン色素へ的確にアプローチできます。

詳しくは、こちらの資料をご確認ください。

  資料ダウンロード|【公式】サイノシュアー サイノシュアーの資料請求ページです。|サイノシュアー・ジャパンはPICOSURE® – ピコシュア –など安全性と確実性を追求した製品を提供しており、美容業界のプロフェッショナルからの信頼も高く、世界中のクリニックで採用されています。 サイノシュアー株式会社


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