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シミができやすい場所はどこ? 各部位に対応できる施術方法とは

シミは、メラニン色素が皮膚の内部に蓄積することによって現れます。顔だけでなく体にもシミができる場合があり、部位によって考えられる原因が異なります。

美容クリニックでは、シミができやすい場所や考えられる原因、用いられる施術方法などを患者に対して分かりやすく説明することが重要です。

この記事では、シミができやすい場所やさまざまなシミに対応できるレーザーによる施術方法について解説します。

なお、シミができる原因についてはこちらの記事で解説しています。

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シミ治療に有効なレーザー治療機器についてはこちらの資料で詳しく解説しています。

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目次[非表示]

  1. 1.シミができやすい場所
    1. 1.1.
    2. 1.2.手・腕
    3. 1.3.肩・背中
    4. 1.4.首・デコルテ
    5. 1.5.腹部
  2. 2.ピコレーザーはさまざまな部位の施術が可能
  3. 3.まとめ


シミができやすい場所

シミは、顔や体のさまざまな場所に現れることがあります。特に紫外線が当たることの多い上半身にできやすいといえます。


顔は、紫外線や加齢によってシミができやすい場所の一つです。

肌には、紫外線によるダメージから守るためにメラニン色素を生成する働きがあります。通常、メラニン色素は肌のターンオーバーによって自然に排出されます。しかし、以下のような原因によってメラニン色素を排出しきれず、シミとして残ることがあります。


▼メラニン色素がシミとして残る原因

  • 紫外線の浴びすぎによってメラニン色素が過剰に生成される
  • 加齢によってターンオーバーの働きが低下する など


特に顔はおでこ・頬・鼻・目元などの凹凸が多いほか、衣類でカバーできない部位となるため、紫外線を浴びやすくなります。

なお、紫外線や加齢によって顔にできやすいシミは“老人性色素斑”といい、褐色系で平らな形状、左右非対称をしていることが特徴です。


出典:環境省『紫外線 環境保健マニュアル2020


手・腕

手の甲や腕にできるシミは、顔と同じく紫外線の影響によって現れる老人性色素斑が考えられます。

自転車や車を運転しているときには、手の甲・腕が日に当たります。特に夏場は手袋や長袖の服を着用しないことから、紫外線を浴びやすくなり、のちにシミができるケースがあります。

そのほか、虫刺されやケガによる炎症が痕になり、シミ(炎症後色素沈着)として残る場合も考えられます。


肩・背中

肩から背中にかけてできるシミは、紫外線による影響や皮膚細胞の老化、ニキビ跡などのさまざまな原因が考えられます。


▼肩から背中にかけてできやすいシミ

シミの種類
特徴
主な原因
老人性色素斑
褐色系をした楕円形や斑点のような平らなシミ
紫外線、加齢によるターンオーバーの乱れ
光線性花弁状色素斑
花びらのようなギザギザとした形状の平らなシミ
夏場における強い日焼け
炎症後色素沈着
灰褐色・茶褐色・紫褐色の平らなシミ
ニキビ、かぶれ、虫刺され
脂漏性角化症(老人性イボ)
褐色や黒色の隆起したシミ
紫外線、加齢による皮膚細胞の老化


首・デコルテ

首・デコルテは、紫外線を浴びやすい部位となるため、メラニン色素の過剰な生成によって老人性色素斑によるシミができやすくなります。

また、入浴時にボディブラシやタオルなどで繰り返し摩擦を与えることによって褐色系のシミができるケースもあります。


腹部

腹部にできるシミは、摩擦や皮脂などが原因で起こりやすくなります。

入浴時にボディブラシやタオルでお腹を強く擦ったり、下着と肌が擦れたりして刺激を与えると、メラニン色素の生成が活性化してシミができやすくなります。

ほかにも、汗や皮脂によってカビの一種となる菌が繁殖して、円形の赤色または淡い茶色をした斑点のようなシミが現れることもあります。



ピコレーザーはさまざまな部位の施術が可能

顔や体にできたシミは、ピコレーザーによる施術が可能です。

ピコレーザーとは、美容医療に用いられる最新のレーザー機器です。従来のレーザーと比べて照射秒数(パルス幅)が短いため、肌へのダメージを抑えつつメラニン色素を細かく粉砕することが可能です。

これにより、メラニン色素の代謝処理を早められるようになり、少ない施術回数でシミの除去が期待できます。

また、ピコレーザーには、532nm・755nm・1064nmといった3種類の波長帯があります。755nmは、レーザーの照射による血管へのダメージを抑えやすいほか、黒・青・緑といった色に反応するため、さまざまな部位の色素沈着に対応できます。

ピコレーザーの種類や従来のレーザーとの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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まとめ

この記事では、シミについて以下の内容を解説しました。


  • シミができやすい場所
  • シミの除去に用いられるピコレーザー


シミは、紫外線の浴びすぎや加齢、肌の炎症などのさまざまな原因によって発生します。部位によって考えられる主な原因が異なるため、シミの状態に応じて施術方法を提案することが大切です。

ピコレーザーは、幅広い部位・色のシミに対応できるレーザー機器です。従来のレーザーで除去できなかったシミにも効果が期待できます。

サイノシュアーの『PICOSURE®』は、世界初となる755nmのアレキサンドライトの波長を搭載したピコレーザー機器です。肌へのダメージを抑えながら、肌の表層から深層にある幅広いシミやタトゥーの除去を行えます。

詳しくは、こちらの資料をご確認ください。

  資料ダウンロード|【公式】サイノシュアー サイノシュアーの資料請求ページです。|サイノシュアー・ジャパンはPICOSURE® – ピコシュア –など安全性と確実性を追求した製品を提供しており、美容業界のプロフェッショナルからの信頼も高く、世界中のクリニックで採用されています。 サイノシュアー株式会社


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